N博士

現実をシミュレートした仮想世界、ムーネットの開発者。
非常に優れた頭脳の持ち主だが幼少期から興味が偏っていたことで周りから浮き、捻くれた性格に育ってしまった。
常にほんのりと他者を見下しているようで言動からニチニチと垣間見えるが本人は隠しているつもりらしい。
口癖は語尾に「なのさ」
ある日飼い猫であり唯一の友人でもある「サバ缶」が失踪、次元を超えてこの世界まで探しにやって来た。
超ひも理論を応用して発明した転送着は装着者を疑似的にひもレベルまで分解することで次元を曖昧にし、狙った次元に状態が近づくと復元、その次元に固定されるという仕組み。

 

サバ缶

「サバ缶」はこの前までとある博士の飼い猫だったはずなのだが、正直それは夢で見た話かもしれない。
夢の記憶は曖昧なのだ、猫だから?
サバ缶は電脳決闘ペットとして今日も自分とそっくりの別個体と戦っている。

 

イータ(ヴレイヴ)

魔法使いの最後の姿。
ずっと手にすることができなかったものを”喰らう”ことで満たそうとするがどれだけ喰らっても永久に満たされることは無い。

 

うわめづかい

その見た目と滅多に姿を現さないことからいつしか恐れられるようになった魔法使い。
誰よりも昔から生きていると噂されている。

 

かうにか=うにか

画家として活動する傍らハンドルネーム”らむにか”を名乗りインターネット上で密かに漫画を公開していた所、人気に火が付き今ではどちらが本業なのか分からない。
カマンベールチーズの匂いがする。
ある日散歩中に墜落してきたUFOと遭遇しそれ以来不思議な夢を見るようになった。
夢で見た光景を作品にしているようだが……?

 

たいおん=あがったり

みぎききの幼馴染で内気な性格の男の子、利き手は左。
元々魔法部に入部する気は無かったが、みぎききの勧めで半ば無理やりテストを受けさせられ何故か合格したため所属している。
道化師の格好はテストの際必須であった魔法着を持っていなかったため、急遽去年のハロウィンで使用した衣装を引っ張り出してきて代用した際の名残。
史上初の満点で合格したため皆から一目置かれており、今更普通の魔法着に変えられなくなってしまったのだ!

 

 

みぎきき=もっぱらの

たいおんの幼馴染で元気いっぱい女の子。
子供の頃から魔法の才能があると自称し魔法部に入部することを夢見ていた。
入部テストの前日、たいおんの願書を片手に「凄腕の魔法使いに”細工”してもらうから!」と何処かへ行ったきり行方不明になってしまった。
勉強が苦手だが持ち前のパワフルさで大抵のことはなんとかできる。

 

みぎきき(串)

ある時期からインターネット上で存在が噂されるようになった謎の電脳メイド。
目撃情報が多いことと目撃者の証言によって若干姿が異なることから複数個体がいるのではないかと言われている。